メリットの数々
オルソケラトロジーのメリットとしては次のようなことが挙げられます。なお、メリットとデメリットが表裏一体になっている場合もあります。
①「夜間装用をすれば昼間は裸眼で過ごすことができる」
②「7歳~60歳くらいまでの幅広い年齢層の方が着用可能」
③「通常のハードコンタクトレンズと扱いが同じで、リスクは同程度」
④「18歳未満の未成年を中心に近視の進行を抑制する効果がある」
⑤「手術ではないので、治療を止めれば角膜の形を元に戻すことができる」
以上のようなところになります。一つずつ見てゆきましょう。
メリット①の裸眼で過ごせること改めては言うまでもないでしょう。治療の安定期に入れば2日おきに装用すれば大丈夫な人もいるため、多くのオルソケラトロジー体験者が昼間は裸眼で生活しています。
メリット②の小学生から定年退職されるぐらいの年齢の方まで幅広く愛用されているところは魅力的です。レーシックと違って年齢による制限はあまりありません。
メリット③である「オルソケラトロジーの扱い」は普通のハードコンタクトレンズと同じです。市販のケア用品で十分なため、特別な準備は必要ありません。眼に対するリスクも低いと言われています。
メリット④の近視の抑制効果はオルソケラトロジーの大きな特徴の一つです。一般に近視は25歳ぐらいまで進むと言われていますが、近視の進行過程にある若い人がオルソケラトロジーを装用した場合に近視の進行が止まったという研究報告があります。
この研究結果は専門家の間で広く認識されているため、多くの眼科医が若い人の近視治療にオルソケラトロジーを薦める根拠となっています。これは若年者にとってのオルソケラトロジー最大のメリットとも言えるでしょう。
※ただし個人差があり、必ず効果があらわれるわけではありません
メリット⑤ですが、オルソケラトロジーは角膜の形状を変えるだけなので手術の必要はありません。角膜を削ることもないので、治療を中止すれば自然に角膜の形状は元に戻ってゆきます。つまり可逆性があります。もし治療の途中で「自分に合わない」と思ったら装用を中止すればよいのです。
主なメリットは以上です。どれも魅力的なものばかりですね。