治療の到達点を考える
オルソケラトロジーを開始するには自分の「治療の到達点」を明確に設定してのぞみましょう。「治療の目標」と言い換えても良いかもしれません。
例えば、治療の到達点(目標)として下記のよう例があります。
▼近視の進行を抑えるため
▼消防士、警察官、パイロット、スポーツ選手などの裸眼である程度の視力を要求される職業に就きたいときに、その裸眼視力をクリアするため
▼メガネ、コンタクトレンズ無しでスポーツやレジャーを楽しみたいため
▼強度近視の人であれば、室内での作業や生活に支障が無い程度まで視力を回復させたいため
▼日常生活でメガネやコンタクトレンズを使わなくてよい程度まで視力を回復させるため
このように、ただ単に漠然と「視力を回復させたい」と望むのではなく上記のように「自分なりの明確な目標」がある場合は、医師にそれを伝えると各個人の要求を満たすような水準まで視力を回復するようにプログラムを組んでくれると思います。
例えば「裸眼視力0,6以上」が要求される職業に就きたいという人の場合、「視力1,2を目標としてオルソケラトロジーを始めたが、0,7までしか回復しなかった」という場合でも治療は成功と言えるでしょう。そしてその後は視力0.7を維持できるようなプログラムを医師が組んでくれるはずです。
また、「スポーツやレジャーをメガネやコンタクトレンズ無しで楽しみたい」という人は1.0の視力が得られなくても、0,6程度の視力を得ることができれば成功と言えるかもしれません。
オルソケラトロジーを使用して裸眼視力「1,5」を達成した患者さんもいます。しかし、たとえその水準まで届かなくても「治療が成功した」と言える場合もあるでしょう。
医師とうまくコミュニケーションをとり、「自分がどの程度の視力を求めているか」を伝えて、自分のゴールに向かって治療を進めてゆくことが大事です。
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