デメリットも有り
オルソケラトロジーには以下のデメリットもあります。
Ⅰ・「定期的なレンズの着用と、医師の定期検診を受ける必要がある」
Ⅱ・「強度の近視、乱視の方には使用できない場合がある」
Ⅲ・「装用開始初期は視力が安定しにくい」
Ⅳ・「安定期になっても視力が不安定になる日がある」
Ⅴ・「コンタクトレンズなので、『充血』、『涙目』、『炎症』といった異常が起きることがある」
一つずつ見てゆきます。
デメリットⅠ・オルソケラトロジーはその特性上、定期的にレンズの着用をしなければいけないのは仕方ありません。レーシックであれば一度手術さえすればその後は良好な視力を得られることが多いですが、オルソケラトロジーはあくまで一時的に角膜の形を変えるだけなので、レンズの装用を止めれば視力は元に戻ってしまいます。
そのため定期的なレンズの装用が必要です。また、眼に異常がないかどうか定期的に医師の診察を受ける必要があります。「継続的な着脱と適切なケアが必要」という点においては「デメリット」と言えるでしょう。
デメリットⅡ・オルソケラトロジーによる視力矯正には限界があり、強度の近視や乱視の方には医師から使用許可がおりないことがあるようです。つまり、だれでもオルソケラトロジーを使えるとは限りません。メガネでしたらどんな人でも使用可能でしょうが、「使用に制限がかかる」ということは一種のデメリットでしょう。
ただし、これは角膜の形状や柔軟性でも変わってきますので、一概に「視力○○以下なら効果があらわれにくい」とは言えません。強度の近視や乱視の方は自己判断をせずに医師に相談してみましょう。
デメリットⅢ・装用開始直後は視力が安定しにくいため、日によって良く見えたり見えなかったりということがあります。これは安定期になるまで装用を続けるしか対応策がありません。
デメリットⅣ・これは稀なケースですが、うつぶせに寝た場合にまぶたに圧力がかかり、レンズが瞳の中心から少しズレてしまう場合があります。オルソケラトロジーは瞳の中心にフィッティングされた時に視力が最も良くなるように設計されているため、瞳の中心からズレたまま矯正されると良好な視力を得ることができません。
これは治療の安定期になっても起こることがあり、仕事で運転などをされる方は職務に支障をきたすこともあるので、そのようなケースも考えて医師に相談しましょう。
デメリットⅤ・オルソケラトロジーもやはりコンタクトレンズです。コンタクトレンズとしてのデメリットは当然あります。コンタクトレンズは瞳に直接接触するものなので、ある程度のリスクはあります。もし眼に痛みなどの異常を感じたらすぐに装用を中止して、医師の診察を受けてください。
デメリットは以上になります。
最終的にオルソケラトロジーを使用するかどうかはデメリットもよく考え、医師とよく相談して決めましょう。
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